2014年10月11日土曜日

苦手な人とうまく付き合う方法1 ~社会学的~

授業メモ


社会のStructureと人の意志を持った行為の関連を見ながら考える。

Karl Marx (1818-83)
"conflict theory"を言った。

財を持ってるかどうかで階級が分かれ、その対立が社会を変える!
ってこと。すなわち、階級を作るのは生産財の所有であると。

ここでの疑問は、なぜ生産財だけに注目したのかという事と、ブルジョアとプロレタリアートの二つにしか階級を分けていないという事。これじゃ中間階層を説明できない。
からあんまりもう言われることは無い。
でも、Economicsが社会を変えるっていう考え方は今でもあるし、conflictが社会を変えるというのは、新マルクス主義に受け継がれている。



Emile Durkheim(1858-1917)
仮説検証(hypothetico-deductive model)ってのをやった人。positivism.
あと『Suicide』の著者。

"Collective consciousness"
社会は一人ひとりの意識を超えた意識を持っていて、社会は単なる個人の足し合わせではない!
「規範」っていうのが内在している。その規範が崩壊する時(⇒アノミー)、人々は社会としてのまとまりを失う。

[批判]
何がそもそもcillective consciousnessを作るの>個人の行為がもとなの?ならなんでそこを個人と分離すんの?



Max Weber(1864-1920)
"protestant ethics and the spirit of capitalism"
資本主義がどう生まれたかと言うと
プロテスタントの一部であるカルバン曰く、自分らの運命は転職を与えられ、それを全うすることが重要。そこで得たものは神からのご褒美である、と考える。

社会の構成要素を抽出した。
社会とはこうできてまーす!て言って始める、inductiveな捉え方の人(Durlkeimのpositivismとは逆)。
社会は次の4種で動く!rational(合理主義的)、instrumental, emotional(passion), traditional(伝統的規範とか)。

社会階層の3つのcomponent theory(どうやって階層ができるのか)
Class...経済的な。
Status...名誉とか。prestige.
Party...政治力
この3つの軸により、階層は分かれていく。

【メモ】
↑社会疫学では、所得、とか簡単に言うけど、所得が社会構造の何を表しているのかまで見れていない。例えば、所得→格差について考えるときに、所得が名誉を表しているのなら、所得を平均化しても格差は変わらないだろう。

ここまではマクロ→ミクロ的視点ここからはミクロからの視点。

George H Mead(1863-1931)
もっと現実に、行為者間のinteractionに注目すべきでは?
I...行為の中心である私(subject)
Me...私を他の人が見ることによって出来上がる客観的な私(object)
Interactionから生み出されるthe generalized othersによって社会の秩序ベースができる。
←Durkheimのcollective consciousnessから一歩踏み出した!


これまでの集大成!
Talcot Parsons(1902-1979)
『The Social System』(1951)
社会は一人ひとりの価値行為によって作られる、で、価値は社会によって作られる。

4つのシステムで社会は説明できる!
Behavioral System...人の行為は経済によって。
Personality System...目的達成の政治的
Social System...Communityを作る
Cultural System...信託。どう信頼し合って。

Sick Role
人々が病気になる→通常の事が出来ない→社会的逸脱
と定義。そして逸脱から戻ること(医者に行くこと)を義務付けた。
これは、古典的な医者患者。

George C. Homans(1910-1089)
Microから捉えた人。経済学とか、いまのゲーム理論に繋がってる(?)
人と人とがいた場合、どうしてあるinteractionは促進され、あるものは促進されないのか。→それぞれでcost benefitを考える。
似た価値観を持つならばpositive. 対立なら進まない。そうやって価値観。どうタイを結び付け社会へ活かすか→コールマンへ。

【メモ】
"Social constructionism"
絶対的事実は存在しない。事実と言うものは、行為者同士のinteractionの中で生み出される!(↔Natural Science. 単純認識論。絶対的事実が存在する。)
目の前の事実がneutralに存在するのかどうかは考えたほうが良い。
例)健康被害
原発事故のせいで、子供の甲状腺がんが多いとか言っている。あれは実際には、前後で見ないと分からないもの。
すなわち、political, Socialにできた問題である。そうであるという事を理解しないと、解決策が無くなってしまう。


Erving Goffman(1922-1982)
Micro theory
その場の秩序を保つ暗黙のルールがあり、その中でinteractionを行っている。みんなの前でどう見えるかについて演技をしている。(management theory)
どうやって行為をマネジメントしていくか。

Stigma
人から自分がどう見えるかmanagementするには、例えば糖尿病であることを隠す必要がある。


Michael Foucault(1926-1984)
歴史学者。ある時代に起こった変化が、どのように他の事に影響したかってのを調べた。特に、知識と権力に注目した。
『The birth of the clinic』(1963)
Medical gaze
医学のフレームで見て考え判断して動けると、competentな医者だと言われる
⇔非常識となることで医者になれる。

『Discipline and punish』(1926-1984)
近大は、目に見えない浸透する権力になってきている。お互いがお互いを監視し合った刑務所Panopticon.
殺すため→生かすための権力
例)野菜ジュース
見えないPressure:
野菜ジュースは健康に良い。TVでもそういってる。友達も飲んでる。自分は太っている。
→野菜ジュースを飲む!
誰かに言われてるわけじゃないけど、プレッシャーがある。野菜ジュースは体にいいっていう概念が自然に体に入り込んでいる。時代を作り上げている。





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